2007 . 4 . 2

報告 : きん

庭の杏の木を見てたらほとんど散ってるんだけど、若干2、3輪残ってた。

そんで思ったんだけど、2、3輪じゃ花見が成り立たないのと一緒で、釣りも2、3尾いたところ

で成り立ちにくく、おそらく反応も得られず、魚がいなかったと認識してることも多々あるのだと

思う。


前シーバスDVD見てたら横で見てた妹が「魚って本当バカだね」なんて言ってたけど、

とんでもない誤解で、ほとんどのアングラーにとってはわんさかいる中からたまたま反応

してくれる魚を拾えてるだけなのが現状かも知れない。

だからより魚の密度が濃い場所、活性の高い条件を見つけることが非常に大事で、そこから

さらに突き詰めたり、逆の見方をすることで型も数も伸ばすヒントがあるんだと思う。


暖かい日が続き、バチ抜けが間違いないだろうとみんなが思ってる中いつもの河川中流へ。

夕マズメから入るも、フラットな泥底のシャローで、明暗以外はコレといって変化がないポイ

ントだけに暗くなるまでは反応が無い。

ここんとこきつかった風も穏やかだが、逆にバチが抜けてなくベイトも少ない状況が明白。

ただ、明らかに明暗の境にベイトはいて、ここんとこ通った感じではシーバスも回遊してくる。


待てどもバチは抜けず、バイトも無かったがようやくコンタクトはまたもやセイゴ。

とりあえずゲット。

やや風も効きだしてショートバイトが続き、ようやくゲットはサイズアップするも60に届かず。

抜ける気配がないので早めに運河筋に移動することにした。

が、帰り際に水面をよく見ると抜けてるような波紋はあるんですけどね。

抜けてる数が少ないだけかもしれない、それにしても安定して魚は出るポイントだ。


そんで運河筋だが、明らかにコレまでと違って反応が薄い。

ただよーく見ると時折水面がもじるのでやはり多少は抜けてると判断。

ここはバチ抜けが早く始まるので、そろそろ収束しつつあると判断し、下流へ。

一見何の変哲も無い運河だけど、やはり所々実績ポイントがあって、そういう場所は両側に

温排水があったり、目視できない要素があって魚の密度が濃いんだと思う。


下流のはぎちゃんポイントをチョイス。

ここもやはり何らかの要素があるんだけど、明確にはわからないが、

いつもより反応は薄いものの、他よりは反応は濃い。

水面を見ながらなるべくモジリが多い場所を見つけて通すとショートバイト。

明らかに小さいスクールでにょろでも12、5では食わない。

ここでにょろの8、5のダウンサイズの超デットスローでようやくセイゴを追加。


まあ、こんなセコ釣り、パントマイムみたいで好きではないんだけど、普段はサイズや

リトリーブ速度なんてあんまり気にしていない。

だってにょろの12、5のそこそこの早引きで大概周りより釣れちゃうからだ。

でもはぎちゃんのおかげでダウンサイズやリトリーブ速度の大切さを再認識できたところは

収穫かな。

セイゴとはいえ、それで獲れる魚もいるってわかっててやるのとやんないのとじゃ違うしね。

下流温排水にはベイトがびっしり、そろそろこのパターンもおもしろそうかな。